企業様を対象に、ネットワークの基礎スキル向上の研修(セミナー)を行います。
 その一つが 「Network Challenge」 です。「Network Challenge」では、ネットワークの基礎知識を深堀りするために、実機を使って設定をしたり、コマンドを打ったり、キャプチャをしながら課題にチャレンジしてもらいます。ゲーム性を持たせつつ、高スコアを目指して実機に触れながらがんばることで、ネットワークの知識・技術のスキルアップを図ります。

1.「Network Challenge」とは

ネットワークの基礎知識を深堀りするために、実機を使って設定をしたり、コマンドを打ったり、キャプチャをしながら課題にチャレンジしてもらいます。
ゲーム性を持たせつつ、高スコアを目指して実機に触れながらがんばることで、ネットワークの知識・技術のスキルアップを図ります。
実際に操作してもらうのは、PC(およびパケットキャプチャソフトWireshark)、スイッチングハブ(Catalyst)、ルータ(Ciscoルータ)、次世代ファイアウォール/UTM(FortiGate)です。
セミナーの講師は、ネットワークスペシャリスト試験対策で高い評価を得ている「ネスペ」シリーズ(技術評論社)の著者である、左門が行います。

2.研修の特徴

(1)研修の特徴
「Network Challenge」研修の特徴は以下です。
①実機を使う
 実践的な力がつきます。
②チーム競技
 一人でチャレンジするよりも、チームで連携することで、多くの課題をクリアできます。スコアも上がります。技術力だけでなく、コミュニケーション力も向上します。
③スコアを表示する
 スコアを競うわけではありませんが、意欲的に参加してもらえる一つのきっかけになると思います。
試験の合格をこの手につかんでください。

(2)参加者のレベル差を埋める仕組み
チーム戦にしていますから、参加者のレベル差があっても、それぞれの方でレベルアップが期待できます。
Ciscoなどの得意な方とペアでチームを組んでもらい、お互いに協力してやってもらえます。
また、CiscoのコマンドやFirewall操作をある程度知らないとできない難しい問題もあれば、冒頭の基礎解説で、PCと簡単なコマンド操作で解ける問題もたくさん用意しています。

3.コース概要

コース名 Network Challenge ~実機を使ったネットワークの構築および学習のチャレンジ
研修目的 ・TCP/IPやネットワークの基礎知識を、実機操作を通じて深堀りします。
・Ciscoルータ(またはスイッチングハブ)の実機を操作することで、VLANやリンクアグリゲーション、ルーティングなどの実際の設定を学習します。
・(コース内容によりますが)次世代Firewallの操作では、Firewallの基本やUTM、VPNの設定などを学びます。
・次世代Firewallの学習を通じて、企業のセキュリティ対策の実践を学びます。
・ネットワーク設計を実際に行ったり、チームで相談して進めます。プロジェクト管理能力やコミュニケーション能力の向上にも寄与します。
研修方法 ハンズオン形式の実機操作
日数 1日コースまたは2日コース ※1日間のコース場合は基本はルータおよびスイッチ。2日間コースの場合は次世代Firewall
研修時間 9時半~17時(9時~18時の間で調整可能)
参加人数 5名様以上18名様まで(要相談)
講師 左門 至峰
対象者 ①ネットワークおよびTCP/IPの基礎を理解できるレベルの方
②ネットワーク機器の実機操作、TeraTermの操作の基本をご存知の方
※②に関しては、基本操作は冒頭にて1時間ほど解説します。よって、最低限の経験があれば対応可能だと思います。
ご準備いただくもの ・セミナー会場、プロジェクタ、マイク、インターネット環境、PC(LANポート、Teratermインストール必要)、LANケーブル、配布物の印刷(こちらからデータでお渡しします)など。

3.研修費用

1日あたり、基本料金20万円(ネットワーク機器の機材準備費含む)+人数×4万円+交通費および宿泊費(税別)
例えば、東京のお客様の会議室で、10名様で1日間の場合
20万円+40万円 + 交通費3万 =約63万円(税別)

※交通費は大阪からの実費です。(日程を調整いただければ、ゼロも可能です)
※会場のご準備をお願いします。

4.研修の流れ

1日コースで研修を実施します。大きな流れは以下です。
(1)ネットワークの基礎講義 【1時間】
(2)パケットキャプチャの講義、CiscoやFortigateの基礎的な操作説明 【1時間】
 ※最初はパケットキャプチャを説明し、いろいろなパケットを見てもらいます。
(3)競技説明【15分】
(4)チャレンジスタート 【3時間半】
ネットワークの基礎知識の深堀りが目的です。奇をてらった難問はありません。
基本問題20問×5テーマで、1つ5点。合計500点です。応用問題も別途あり、早く終わったチームは応用問題を出します。
チームで協力してやってもらいます。※チームで連携することが、好スコアの鍵です。
テーマは以下の5つですが、各チームで好きなテーマを選んでもらって構いません。
①ネットワークの基礎 
②スイッチ演習 
 ・VLANの設定(ポートVLAN、タグVLAN)
 ・上記の2つのパケットの違いの確認
 ・ミラーポートの設定
 ・DHCPサーバの設定、DHCPのパケットの確認
 ・MACアドレステーブルの確認
 ・STPの設定、状態確認
 ・STPの切り替わり時間の測定
 ・リンクアグリゲーションの設定、状態確認
 ・リンクアグリゲーションの切り替わり時間の測定
  など
③ルータ演習
 ・IFの設定
 ・NATの設定、NATテーブルの確認
 ・スタティックルート
 ・RIPの設定
 ・RIPの切り替わり時間の測定
 ・OSPFの設定、DR/BDRの確認
 ・OSPFの切り替わり時間の測定
 ・COSTの設定
 ・VRRPの設定
 ・MTUの確認
  など 
④ファイアウォール演習
 ※2日コースの場合  内容はこちらを参考にしてください。  http://www.seeeko.com/security/
⑤サーバ演習 ※オプション
・Webサーバの構築 ・・・クラウド(AWS)の利用を想定
・簡単なコンテンツを作成
・HTTPリクエストとレスポンスの確認
・ログの確認
・DNSによる名前解決の実習
 など  
⑥IP電話演習   ※オプション
・SIPサーバの構築
・SIP-UAの設定
・REGIST
・実際の通話
・INVITE、200 OKなどのパケットを確認
など
⑦その他共通
SNMPやSYSLOGなど

(4)補足解説 【30分】
 簡単な解説を行います。

5.出題例

ネットワークの世界で長年生きてきた私が、実務で役立つネットワークの基礎を中心に出題しています。ネットワークスペシャリスト試験合格にも役立つ内容を選んでいます。

[出題例]※問題は大量にあります
①「ネットワークの基礎」
・自分のNICのDupulexとSpeedが何に設定されているかを確認してください。
また、選択できるDupulexには何があるか、Speedには何があるか、答えてください。
・自分のIPアドレスを192.168.x.x/24に設定してください。
・・・
・自分のPCのMACアドレスを確認して記載してください。また、メーカ名は? MACアドレスは何ビット? また、何バイト?
・・・
・再度Pingを打って、パケットを確認しましょう。
・イーサネットフレームの生データを見てください。16進数表記の最初の48ビットにはなんと書かれていますか?
・それは何を表していますか?
・TYPEには何が書かれていますか?
・0xはどういう意味ですか?
・プロトコル番号は何番と書かれていますか?
・宛先IPアドレスは16進数表記で何と書かれていますか?
・ICMPパケットに関して、PCからサーバへの通信と、その応答における、TYPEとCODEをそれぞれ記載してください。
・PCのARPテーブルを削除してください。
・ping8.8.8.8を打ちましょう。Arpが流れたと思いますが、ARPパケットでは、何のIPのMACアドレスを解決していますか?
・ARPテーブルに記載があるエントリを3つ以上記載し、それぞれ何かを説明してください。
・・・

②LAN
・VLANの設定をしてください。
・他のセグメントへの通信ができないことを確認してください。
・・・
・タグVLANの設定をしてください。
・タグVLANのフレームをキャプチャしてください。
・VLANは何ビットですか? また、VLAN番号はいくつまで設定できますか?
・・・
・STPの設定を確認してください。どこがブロックされていますか?
・・・
・Pingを打ちっぱなしにしてください。1本のケーブルを切断してください。切り替わり時間は何秒でしたか?
・・・
・リンクアグリゲーションを設定してください。ランプはどうなりましたか?
・・・
・1本のケーブルを切断してください。切り替わり時間は何秒でしたか?
・・・

6.お問い合わせ

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